活性化自己リンパ球療法(がん治療)

当院はがんと戦っている患者様を応援します。

活性化自己リンパ球療法は、がんの再発防止・QOLの改善・他の治療との相乗効果に副作用の少ない治療法です。具体的には、自分の血液中にあるリンパ球を分離し活性、増幅させ、点滴で体内に戻します。 以前から研究はされてきましたが、その技術が安定し治療効果が一定の成果をあげ、一般に治療が可能となってきました。手術、化学療法、放射線治療後に再発防止目的でこの治療を行うのがより効果的です。また、現在治療中でも他の治療との併用も可能です。自分のリンパ球なので拒絶反応などの心配もなく安全です。
ただし、まだ保険診療が認められていないため自費診療です。

治療の流れ
まず、予約していただきます。
現在おかかりの主治医の先生からの紹介状、拝借可能な検査結果、レントゲンCTなどの画像をご持参ください。
主治医の先生からいただきにくい場合はなくても結構です。その場合、検査が必要な時には受けていただくことがありますのでご了承下さい。
治療内容、費用などに関して説明し、内容にご同意いただいた後、治療を開始します。
ご本人が受診できない場合もご相談に応じます。
一度の採血で約3−4回分の投与分培養可能です。ただし、患者様の血液の状態によりリンパ球の増殖が悪い場合があり、採血回数が増えることがあります。
培養には約2週間かかりますので、初回投与は初診から早くても2週間後くらいです。
指定日に来院していただき、活性化自己リンパ球を1時間程度で静脈内点滴を行います。
投与回数などは個人差がありますので、受診時にご説明いたします。

治療費用について
保険外診療のため、治療費は全額自費負担となります。(消費税込み)
初診料  5250円(患者様ご本人の場合)
     3150円(ご家族の相談の場合)
再診料  3150円
治療費  210000円(一回投与あたり)